2022.01.21 OAフロア工事
OAフロアのコンセント工事方法
こんにちは。東京都中央区、千代田区を中心に
23区内でのオフィス内装工事のお手伝いをしている
東京オフィス内装工事.comです。
皆様、OAフロアはご存じでしょうか。
本日はOAフロアについて、解説をいたします。
フリーアクセスフロアとも呼びまして、
床の上にパネルを敷いて床を二重構造にします。
床とパネルの間にできた空間に電気配線や電話配線、
LAN配線などを通して、
実際に使用する床(パネル)上をスッキリとさせます。
![](https://tokyo-officenaiso.com/cms02/wp-content/uploads/2022/01/img-01.png)
【OAフロアの種類】
パネルの種類は大枠で分けますと
2種類ございまして、安価で施工が簡単な
置き敷きタイプと、耐荷重性が優れており、
高さの調整が可能な支柱タイプがございます。
置き敷きタイプはレベル調整が不要ですので、
施工面積にもよりますが、最短で1日での施工も
可能です。また、樹脂製で軽量ですので、
建物への負担も少ないです。
一方、支柱タイプは豊富な支柱サイズが
ございますので、お好みの床面の高さを
実現することができ、大量の配線など、
床下空間を有効に使用できます。
置き敷きタイプ施工中
![](https://tokyo-officenaiso.com/cms02/wp-content/uploads/2019/12/201912092.jpg)
支柱タイプ施工中
![](https://tokyo-officenaiso.com/cms02/wp-content/uploads/2018/06/mg_5868-2.jpg)
ところで、オフィスをOAフロアにした場合、
電源コンセントはどうなるのでしょうか?
こちらは用途に合わせた何種類かの専用の
コンセントがございます。
【OAフロアコンセントの種類】
OAフロアのコンセントは大枠で
2種類ございまして、
数口のコンセント口が付いているOAタップを
必要箇所に施工する方法と、
埋め込み式のポップアップ型コンセント、
収納型コンセントや露出型コンセントを
施工する方法がございます。
Panasonicのハーネス用OAタップ
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Panasonicのポップアップ型コンセント(アプコン)
![](https://tokyo-officenaiso.com/cms02/wp-content/uploads/2022/01/5e4896966c9944fcf00890f4502605bf.jpg)
Panasonicの収納型コンセント(フロアコン)
![](https://tokyo-officenaiso.com/cms02/wp-content/uploads/2022/01/1efad1b5aa917a846fa5b3fc11367269.png)
Panasonicの露出型コンセント
![](https://tokyo-officenaiso.com/cms02/wp-content/uploads/2022/01/7d6fddc4d5f4457e598413974089fe73.png)
OAタップはオフィスの机下などに、
コンセントをいくつか使う箇所に
必要な口数のものを使用します。
ポップアップ型コンセントは必要な時だけ、
ワンタッチでコンセントが飛び出しまして、
電源プラグの抜き差しが容易にできます。
収納型コンセントは電源プラグを内部に
収納できますので、
コンセント使用時も床面はスッキリとします。
露出型コンセントは電力コンセントや
情報配線の取り出し用など、
負荷に合わせて選びます。
【OAフロアコンセントの工事方法】
基本的に電源配線をコンセントの必要箇所まで
OAフロアの内部に持ってきます。
通常は分電盤から新たな配線をします。
特に負荷のかかる電気製品を使用する箇所は、
専用の配線を分電盤から持ってくる必要があります。
ハーネス用OAタップの場合は、
その配線とハーネスで接続してOAフロアの
切り欠きの部分からタップを床面に出して使用します。
ステップラインのOAフロアからハーネスで
接続したOAタップを取り出した様子。
![](https://tokyo-officenaiso.com/cms02/wp-content/uploads/2022/01/7adfed136bf50c6b1f5c23f5919c3a0a.jpg)
ポップアップ型コンセント、収納型コンセント、
露出型コンセントの場合は、
OAフロア自体の開口部分にコンセントを埋め込みます。
ステップラインの支柱タイプOAフロア
![](https://tokyo-officenaiso.com/cms02/wp-content/uploads/2022/01/b12c8b7e401505670006e9aa6ee0e2d0.png)
2枚のフロアパネルの切り欠き部分を
合わせることで、
コンセントの大きさになりますので、
そこにコンセントを埋め込みます。
ステップラインの置き敷きタイプOAフロア
![](https://tokyo-officenaiso.com/cms02/wp-content/uploads/2022/01/695e432aa0b80e914efae12cd0be2a70.png)
置き敷きタイプの場合は上記写真の1/4を
四角にくり抜くことにより、
コンセントの大きさになりますので、
そこにコンセントを埋め込みます。
置き敷きタイプのものは樹脂製ですので、
容易にくり抜きやすくするための加工が
施されております。
フロアコンセントのメーカーに関して、
ハーネス式OAタップの場合は
OAフロアに対してどこのメーカーの製品でも、
ほぼ問題なくご使用になれますが、
ポップアップ型コンセント、収納型コンセント、
露出型コンセントの場合は、
OAフロアの開口部分とコンセントの
サイズが合わないと施工が困難ですので、
OAフロアメーカーの推奨する
コンセントメーカーのものがお勧めです。
ステップライン社の場合は、
TERADA社製のコンセントを推奨しております。
また、PanasonicなどもOAフロア用の
コンセントの種類は豊富で、
多くのOAフロアメーカーの開口部に合致する
寸法となっております。
このあたりの整合性は工事のプロであります、
東京オフィス内装工事.COMに
おまかせいただければ間違いはありません。
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東京都中央区、千代田区を中心に23区での
OAフロア工事を行っています。
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